最近買った本
■ツァラトゥストラかく語りき(F・ニーチェ) ■ロリータ(ナボコフ) ■チップス先生、さようなら(ヒルトン) ■マンスフィールド短編集(マンスフィールド) ■自然のレッスン(北山耕平) ■HAND BOOK(大原大次郎) … 続きを読む →
View Article待ち遠しいこと
7月が待ち遠しい。コットはじまりの夏のDVDが届くから。思い返すと、映像、音楽、脚本、静かさ、好きな要素ばかりだったけど、欧米の映画で「沈黙の価値」が語られることへの喜びもあった。自己主張してナンボという欧米の価値観が嫌 … 続きを読む →
View Articleわかるとはどういうことなのか
岩波少年文庫、注文の多い料理店(宮沢賢治)の序文に、ぼくはすっかりやられてしまった。きれいで、独特で、胸を打つ文章だ。巻末の高橋世織さんの解説文がまた、すばらしい。「わかる」とはどういうことなのか。わからないこととじっく … 続きを読む →
View Article漢字を読む
漢字がすこし読めるようになった子供が 本棚に並ぶタイトルを読み上げていた。 子供「かぎりなく、とうめいに、ちかい、ブルー」 ぼく「おー、透明が読めるんやね」 子供「からまーぞふの、きょうだい」 ぼく「うん」 子供「ひつじ … 続きを読む →
View Article言いたい
もしぼくが本屋の店員だったら、「人間の土地」をレジに持ってきたお客さんに、声をかけずに黙っていられる自信は無い。「コットはじまりの夏」のDVDを持ってこられたら、これめちゃくちゃ良いですよって言いたい!今までいろんなお店 … 続きを読む →
View Article魔の山に挑む
毎月必ず3冊本を買うと決めたのに、まずいぞ、残り1週間のうちに買わないといけない。トーマス・マンの「魔の山」を買うことは決めています。トーマス・マンの「魔の山」という名前から漂う圧倒的な本物感。トーマス・マンの「魔の山」 … 続きを読む →
View Article本の厚み
■魔の山(トーマス・マン / 高橋義孝訳) ■白鯨(メルヴィル / 田中西二郎訳) ■読書案内(モーム / 西川正身訳) ■人はどう死ぬのか(久坂部羊) 魔の山、白鯨、その分厚さでぼくをはねつけてきた本たちに、いよいよ挑 … 続きを読む →
View Article物語の中へ
魔の山をちびちび読んでます。魔の山の物語自体がちびちびゆっくり進むので、それをちびちび読んでも一向に話は進展しない。でもすごく面白い。日常でどんなことがあろうと、本を開いた瞬間、その本でしか味わえない完全にオリジナルな世 … 続きを読む →
View Article本を買う時
ぼくは本屋で本を買う時 気になる本を見つけたら パラパラっとページをめくり ピンと来たら迷わず買います。 ネット上のレビューは 絶対に見ないと決めています。 だれか知らない人の 感想や評価に惑わされず 自分の直感を頼りま … 続きを読む →
View Article魔の山の上巻をついに
読み終えました。7月から読みはじめて、半年もかかってしまった。出かける時は常にカバンの中に入れていたからもうボロボロで、半年前に買ったとは思えない風格が漂っています。自分の手でボロボロにした文庫本は良い。ツルツルピカピカ … 続きを読む →
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